【試験方法】
JIS L 1919 繊維製品の防汚性試験方法
1)A法(ICI形ピリング試験機を用いる方法)
①A-1法(密閉形円筒容器を用いる方法)
②A-2法(密閉形樹脂製袋を用いる方法)
2)B法(スプレー法)
3)C法(滴下拭き取り法)
【必要な試料サイズ】
1)A法 10×10cm 3枚
2)B法 20×20cm 3枚
3)C法 10×10cm 3枚
【目 的】
繊維製品の汚れにくさ及び付いた汚れの落ちやすさを評価する。
【概 要】
1)A法
①A-1法
(汚れにくさ試験) 密閉型円筒容器に、ゴム管に縫い付けた試験片及び粉体汚染物質-1を入れ、蓋で密閉して段ボール箱を装着したICI形ピリング試験機に入れ、毎分60回転±2回転の速度で20分間操作する。その後、ゴム管から試料を取り外し、余分な汚れを取った後、JIS L 0805 に規定する汚染用グレースケールで判定する。
(付いた汚れの落ちやすさ試験) 汚れにくさ試験で汚れを付着させた試験片をJIS L 0217の付表1の番号103に規定する方法によって洗濯を行い、室温で乾燥させた後、判定する。ただし、ドライクリーニングの場合はJIS L 1092の6.2.2(ドライクリーニング処理)に規定する方法で行う。
②A-2法
(汚れにくさ試験) 密閉型樹脂製袋に試験片と粉体汚染物質-2を入れ、エアポンプで袋が完全に膨らむまで空気を入れ、ICI形ピリング試験機に入れ、毎分60回転±2回転の速度で20分間操作する。その後、試験片を取り出し、余分な汚れを取った後JIS L 0805 に規定する汚染用グレースケールで判定する。
(付いた汚れの落ちやすさ試験)A-1法と同じ洗濯方法及び判定方法とする。
2)B法
(汚れにくさ試験)試験片をはっ水試験装置の試験片保持枠に取り付けた後、人工汚染物質100mlを散布する。散布後1分間放置し、汚染が広がらないよう余分な汚染物質をろ紙で吸い取り、室温で乾燥させた後、JIS L 0805 に規定する汚染用グレースケールで判定する。
(付いた汚れの落ちやすさ試験)A-1法と同じ洗濯方法及び判定方法とする。
3)C法
(汚れにくさ試験)試験片中央に高さ100mmからメスピペット又はマイクロピペットで人工汚染物質0.1mlを滴下する。1分放置後、B法と同様の方法で余分な汚染物質を吸い取り、JIS L 0805 に規定する汚染用グレースケールで判定する。
(付いた汚れの落ちやすさ試験)A-1法と同じ洗濯方法及び判定方法とする。