羊毛(*1)、カシミヤ、モヘヤ、アンゴラ、アルパカ、キャメル、ヤク、ラビット(*2)、アイベックス、ビキューナ、グァナコ、キヴィアック、チルー、カシゴラ、タヌキ(*3)、ラクーン(*5)、ミンク、セーブル、フォックス(*4)、ポッサム、オポッサム、ビーバー、アザラシ、ヌートリア、フェレット(*5) その他
(*1)〜(*3)についての品種は不可。
(*3)の生産国については不可。
(*4) ブルー、シルバーについては一部鑑別可能
(*5)は毛皮の鑑別のみ可能。
ウシ科ヤギ属のカシミヤ山羊の毛のことで羊毛以外の動物の毛の中で、古くから高級素材として親しまれ、今でもコート・セーター・マフラー等多くの高級品として販売されています。現在では中国が主要産出国であり、その他にモンゴル、インド北部、イラン、ヒマラヤ高地一帯周辺(チベット等)の厳しい自然環境の中で放牧に近い形で飼育されています。 カシミヤ山羊は寒気や乾燥に強い耐久力を持ち、その寒暖の差からくる自然の作用で羊毛と比べると細く艶やかな毛質が形成されます。 また、繊維構造上、羊毛に比べ平滑で規則正しいスケール(うろこ状の表皮)に覆われているためフェルト化しづらい特徴を持っています。 このような繊維構造のため、カシミヤ製品は軽くて、保温性に富み、特有の光沢とソフトな風合いがあります。反面、着用等でピリング(毛玉)が発生したり、摩耗に対して弱い点もあります。
羊から採取した毛のこと。羊の種類は約3000種もあり、最大生産国であるオーストラリアでは生産量の約75%はメリノ種です。細くて強くクリンプ(倦縮)の多い純白なメリノウールは、アパレル用繊維として重用されています。交配種も多く、それぞれに繊維の長さや太さも様々で特徴も異なります。
羊毛の特徴として...
弾力があり保温性に富んでいます。クリンプがあることで弾力性を生み、糸のふくらみを持たせることによって含気率を高めて保温性を向上させます。また、弾力性があるために型崩れやしわになりにくい特徴があります。
湿気を吸収し、水をはじきます。繊維の表面は疎水性で水をはじきますが、繊維の内部は親水性であるために吸湿性に富みます。
フェルト化が起こります。繊維に熱と圧力をかけながらたたき、もみをすることで繊維が絡みあった1枚の布状になります。ピリング(毛玉)も発生しやすい。
アンゴラ兎毛は、シルキーな光沢をもち、軽く、暖かく、吸湿性がよく、その上ソフト感のある純白な紡績原料であり、ファッション性を備えているため、婦人衣料等の高級素材として扱われています。
アンゴラ兎の毛は細い毛と太い刺毛とから構成され、細い毛は手触りが非常に柔らかく、毛の中心が空洞になっているため、軽く保温性に優れています。そのため、ぬめり感がありソフトな風合いが得られますが、フェルト化し易い特徴もあります。その他、染色したときの色相が鮮明で美しいという特徴も有ります。
南米ペルーの中部から南部ボリビアを中心とした標高4000m以上のアンデス山脈の高地に生息するラクダ科リャマ属の毛で、過酷な自然環境の中で生息し、適応してきたため、非常にデリケートな面と独特な防護機能を有しています。中でも保温性、撥水性が優れ、難燃性等の特徴も有しています。
毛質は滑らかで光沢があり繊度(繊維の平均直径)が比較的そろっています。色調は黒、白、褐色等自然色が17〜22色混在しています。